【FF14】Patch 5.3「クリスタルの残光」の感想

エリディブス

光の戦士と何らかの縁がある人々と戦わせるという底意地の悪い試練を課してきたエリディブス。
でもちょっと戦う相手に一貫性がなくて、あまり心に刺さりませんでした。ごめんね……。

選択肢の時に光の戦士がエリディブスに向けた表情を見て、情緒がかなり発達してきたなぁと感慨深く思いました。
昔よりもかなり表情豊かになりましたよね〜。パッチのたびに思っている気がしますが。

アルバートと戦う演出はかっこいいなと思いました！
私は白魔道士をメインにしているので、あまり締まらないんですけどね……。
こういう時はDPSとかタンクのほうがかっこいいんだろうなーと思います。

最後に本来の姿に戻ったエリディブスはとても小さくて、子どものような姿でした。
古代人としては子どもだったのかな……？
みんなの笑顔が見たかったと話す声も、幼さを感じました。

エリディブスに関しては個人的にはすっきりとしなかったのですが、役目からの解放が救いになったのなら、と思います。

古代人たち

再登場のヒュトロダエウスさん。
こういう飄々とした感じのキャラクターはとても好きなので、彼のことは大好きなのですが過去に生きた人なので今後出会えないと思っていましたが……また会えましたね！
彼は断片的な情報をわかりやすくまとめてくれるのでとてもありがたいです。

拾い集めたクリスタルについてのお話をしてくれましたが、光の戦士ってめちゃくちゃ不用心に何でも拾っちゃいますよねー！
結果的にとても大事なものでしたが。

私は正直エメトセルクのことはあまり理解できないキャラクターだと思っていました。
とんでもなく大昔から、同胞と故郷の復活を悲願としている人物の心情なんて、私には推し量れるものではなかったのです。
親しくあった人物の魂(しかし分裂していて同一ではない)を持った光の戦士に対する期待や失望がどれほどのものなのかと、全くわからなかったんですよね。
長い時を経てすり減ってしまった中での諦め半分の期待なのか、それとも今尚強烈な想いを抱えているのか、等。
彼らと共存していく未来を思い描けなかったのも、共感し難い要因だったと思います。

気持ちを想像するのもおこがましいような、よくわからないキャラクター。
そんな存在だったので理解することを諦めて、彼への印象を道中に色々教えてくれたおじさん程度に留めていました。

しかし、この記憶石とウォーリア・オブ・ライト戦で手を振る姿を見た時に、自分が思っていた以上にエメトセルクが好きだったんだなぁと思いました。
気づくのが遅いですが、道中で色々教えてくれたおじさんである彼は初めて歩み寄ろうとしてくれたアシエンです。
他のアシエンたちは利用してやろうとかそういう魂胆はあったと思いますが、そういうの抜きで近づいてきたのは彼だけでした。

記憶のクリスタルに「親愛なる者」とありましたが、そこまで深い思い入れがあったんだなぁと思うと、光の戦士に対する複雑な感情も少しは理解できた気がします。
言い方があまり良くないかもしれませんが、光の戦士を主人公にしてくれたのは水晶公とエメトセルクだと思うんですよね。
エメトセルクやエリディブスを倒してしまったことで、彼らの悲願を絶ってしまったわけですが……。
そんな彼らの想いを受け入れて忘れないという器の大きさが、光の戦士が英雄たる所以なのかなと思いました。

アルフィノ

常に成長し続けているアルフィノですが、今回は柔らかい表情が印象的でした。
チャイ夫妻との別れの際や、拗ねるアリゼーや楽しそうな仲間たちに微笑む表情がとてもいい！

お坊ちゃん育ちのせいか察しの悪いところがあって暁の中ではボケ担当かなと思っていたのですが、原初世界に帰還後に光の戦士がクリスタルタワーへ走っていくシーンではお茶を一人分多めに、と気の利いた事を言っていましたよね〜。
締めるところではきちんと締められるのがアルフィノらしさでもあるのかなと思いました。

アリゼーとの関係性は一方が振り回されっぱなしというわけではなく、アルフィノがお兄さんらしかったりアリゼーがアルフィノをからかったりと、常にバランスが取れていて面白いですね。

アリゼー

アリゼーちゃんはとにかく動きや表情が可愛いかったです！
今まで以上にわかりやすくコミカルな動きで、より魅力が増して見えますね。

初めて出会った頃は二人共スカした双子の子供でしたが、今ではアルフィノとは全然違った個性があって、仲間たちとの関係性を見るのもとても楽しいです。

今回は拗ねている表情が多めでしたが、グ・ラハをからかったりモンスター討伐に颯爽と飛び出していく姿もアリゼーらしくて可愛いなと思いました。

サンクレッド

第一世界でミンフィリアとリーン、家族との別れを経験したサンクレッド。
大きな感情はあまり表に出さない皮肉屋な彼ですが、一つひとつの言葉に重みがあって人としても「お父さん」としても成長しているなと感じました。

昔はキャラが掴みきれなくてよくわからない奴という印象だったんですが、特に第一世界に来てからは複雑な感情が垣間見えてその人間らしさを知った時、お気に入りのキャラの一人になりました。
今は暁のメンバー自体が家族のようなものなのかなと思いますが、これ以上彼に別れが訪れてほしくないなぁと願っています。
ひとまずガンブレードとはお別れにならなかったようでよかったですね！
フェイスシステムの都合上等もあると思いますが、ジョブや服装がそのままな理由がきちんと理由付けされているところがいいなと思います。

ウリエンジェ

サンクレッドと同じく昔はとにかくよくわからない奴、といった印象でしたが特に第一世界に来てからお茶目な一面がたくさん見られてとても好きになったキャラクターです。
彼も一度大きな別れを経験していますよね。暁のメンバーはみんな幸せになってほしいなぁと思っているのですが……。

ややずれたところがあるのはちょっとアルフィノに似ていますが、端々で見られる細かい気遣いが彼らしい言葉で表現されているのがとてもいいなと思います！
彼も敏腕まじない師を続けられるようで、カードをさばく姿がとても楽しそうで良かったです。

ヤ・シュトラ

女性キャラクターの中でも特に好きな一人ですが、今回のヤ・シュトラも彼女らしいシーンが多くてとても良かったです！
ルナルとの関係はどうなっちゃうのかな〜と気がかりでしたが、最後まで湿っぽくしないのが彼女らしいですね。
自力で解決してみせるといった余裕たっぷりな姿がかっこよくて綺麗で、やっぱりヤ・シュトラ大好きだな〜と思いました。

もう一つ好きなシーンが原初世界への帰還直後。
まだ戻ってきたばかりの時に、それっぽい理由をつけて光の戦士に「後のことはお願い」と頼むシーンです。

居ても立っても居られないといった様子で駆け出す光の戦士の演出も好きなのですが、この時の暁のメンバーの優しさがじんわりときました。
この時のウリエンジェのセリフやアルフィノの気遣いもいいなーと思いました！
昔に比べると、個々の結びつきが強くなっていますよね〜。

グ・ラハ・ティア

この項目だけめちゃくちゃ長くなってしまいました！

水晶公の記憶と魂を引き継いだグ・ラハですが、公の落ち着いた感じとグ・ラハ自身の活発さが上手いこと合わさってめちゃくちゃ可愛いなー！！！と思いました。
水晶公も可愛かったのですが、街一つ背負う重責もない、ただのミコッテの男性として振る舞う姿が幸せそうで本当に良かった……！！

クリスタルタワーに駆けつけるシーンは、とてもどきどきしました。
私は実装直後にクリスタルタワーシリーズをクリアしていますが、その時はコンテンツの一つとして捉えていてあまり思い入れがなかったんですよね。
グ・ラハについてもただのNPCとしてしか記憶がありませんでした。

そんな彼が、英雄として光の戦士に強烈な憧れ抱いていて、ここまで大きな存在になるとは思っていませんでした。
このクリスタルタワーのシーンで語られる言葉はまさに、自分の心情とぴったりで。
ほとんど忘れていたのに申し訳ないなという気持ちと、後からこんなに好きになるキャラクターもいるんだなぁというとても複雑な気持ちでした。

このちょっと振り返るシーン、あの時のグ・ラハと同じというのをTwitterで見て、こういう細かい演出がFFXIVらしくて好きだなと思いました。

扉が閉まって数日後になっちゃうのでこの時の様子は想像におまかせしますといったところなんでしょうか。漆黒秘話で語られたりしないかな？

もじもじした恥ずかしげな様子は水晶公なのですが、言葉遣いはグ・ラハに戻っていて、上手くいったんだなとわかりやすい演出がいいですね〜。

ちょっと子供っぽい仕草はグ・ラハらしくて、彼が戻ってきたんだなって実感して嬉しかったです！かわいい。
その後の照れ笑いもいいですね〜！

このシーンの前に選択肢がありますが、どちらを選ぶかでほんのりグ・ラハの反応が変わるので見てない方はぜひ宿屋さんなどで見てみてくださいね！
この時の光の戦士の表情もそれぞれ違って可愛いです。

今後は暁のいじられ枠になるんだろうなと思わせるシーンもあったり。

光の戦士と息ぴったりなシーンもあったり。

二人でモンスター討伐に駆け出しちゃったり。

未来への明るい希望がガンガン伝わってきて、思っていた以上に幸せそうなグ・ラハの姿が見られてとても満足したエンディングでした！
目覚めるけどクリタワで管理人してるよ〜いつでも会いに来られるよ〜くらいの立ち位置に収まるかなと思っていたので……。

新しい服装は水晶公のテイストを残しつつ、冒険者風で動きやすそうでいいですね！
ヘアピンがあざとい！

最後にフェイスとして追加されたのが一番嬉しかったです。
「水晶公」は幻体として追加されないというのはそういうことか〜！！と、嬉しい驚きでした。

いつも私の想像を超えた体験をさせてくれるFFXIVが大好きです。

蛮族クエスト(ドワーフ族)

ドワーフ族の蛮族クエストを受けられる拠点でバーテンダーごっこができると聞いたのでやってみました！
ちょっとした小話が聞けるのがいいですね〜。

お客さんは今の所3人だけだと思いますが、今後増えるのかな？
まだまだ第一世界の人々と関わりが持てるのが嬉しいです！

そういえばジャイアントビーバーは謎のままでしたねぇ。よくわからないけど怖い、という方がそれっぽいので私は好きです。

グループポーズ

グループポーズに「リップモーション」と「目線のみのカメラ追従機能」が追加されていたので色々試しました。

口動かすやつと目線動かすやついいな楽しいな pic.twitter.com/ksMnORdS3i

— ありす (@alice_chocobo) August 11, 2020

一部のエモートでは元々目線のみ向けることができましたが、追従してくれると細かい調整がしやすかったです！
リップモーションは表情の幅が広がっていいですね〜。

IDで出るキャスターの服 pic.twitter.com/WhKE8K7iWi

— ありす (@alice_chocobo) August 12, 2020

どんどん機能追加されているグループポーズ。
これからも今まで以上に便利になっていくと思うので、楽しみにしています。